京からかみのミニカード。
鳳凰蝶唐草 、松唐草 、松竹梅 の三つの文様をご用意しました。
襖紙が印刷したものに変わる現代でも、手摺りの唐紙の伝統技法を守り続けている京からかみの丸二。手彫りの版木は古いもので寛永時代(江戸中期)のものになるのだそうです。
版木の表面に雲母(キラ)や胡粉などの絵具をのせ、バレンを使わず手の平で丁寧に摺り上げた唐紙。手摺りならではの独特の風合いをお楽しみください。
このお品は、文様・原紙・摺り色を選び、丸二さんに摺っていただいた唐紙を木乃香でカードに仕立てました。行灯の灯りで文様が浮かびあがる襖をイメージして、コントラストの弱いお色を選びました。(もうまた写真撮影が難しくなるってわかっているのに…渋いものが好き♪)
キラ摺りの文様が光の当たり具合や見る角度で上品に光って素敵です。
小さなカードから大きな襖を想像するのは難しいですが、いにしえの和の空間に想いを巡らせてみていただけたらと思います。
ひと言ふた言のメッセージに丁度いいサイズの 京からかみカード。
贈り物などに添えてくださいね。
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