京からかみの丸二さんに摺って頂いたオリジナルのミニカード。
第二弾の今回は、葵唐草 ・雀型 ・琴霞 の文様をお届けします。
前回と同じく原紙の鳥の子紙と文様のキラ(雲母)は、コントラストの弱い渋めの色を選んでいます。このキラ摺りの文様が光の加減で浮かんで素敵なのです。
日本の文様は色々ありますが、葵の葉の表裏を生命力のあるツル草(唐草)に合わせてみたり、七宝文様の中に福をもたらす雀を入れてみたり、形のない霞を琴の弦に見立ててみたりと、遊び心いっぱいで、どこか幸せを願うような…文様って面白いですね。
昔の襖紙を想像しながら、手摺りならではの味わいを楽しんでいただければと思います。
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