薄紅色に小さな花を散らした一斤染の一筆箋。
女性らしい、やさしい雰囲気の一筆箋を入荷しました。
タイトルの「一斤染」(いっこんぞめ)は、染料の紅花 一斤(いっきん)で二反の絹を染めた淡い薄紅色のことだそうです。 (■こんな色■)
紅花が高価だった平安の頃は、濃い紅染は身分の高い者にしか着用が許されなくて、一斤染のような薄い紅染なら、身分が低くても着用が許されたそうです。なので、一斤染は『ゆるしいろ』という別名があるそうです。おもしろいですね。
そんな地色に散らした小さな花が可愛らしく上品で、やさしく包んでくれそうな感じです。
日差しも和らいで秋の風が吹く候、やさしい気持ちでひと言の文を添えてみませんか。
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