いやな雨が降り続いていますね。
先日の台風の被災地や、山沿い・川沿いのところは不安で仕方ないことと思います。
お気をつけてください。
そんな中での明るい話題はどうかと少し遠慮していましたが、一昨日は久しぶりのいいお天気で、芝の増上寺へ行ってきました。
待ち合わせは東京プリンスホテル。私は神谷町から歩いて行くことにしましたが、まず地下鉄から地上に出た時点でどっちを向いて進めばいいかわからず、グーグルマップを拡大→拡大してやっと方向がわかるという…いつものことです。
そしてGoogle mapを見ているのに、何故かホテルの裏側に出てしまいました。マップではその辺から入る、みたいになってるのに裏口ないじゃ~ん!と少し焦りながら、雑木林の素敵な緑の空間を歩き、交番のお巡りさんに近道を聞いてやっと到着しました。
増上寺、行きたいと思っていました。 昨年上野の寛永寺にお参りしましたが、徳川の御霊廟は非公開でしたので、それが当たり前と思っていましたが増上寺は拝観が可能ということでお参りしてきました。
墓所の門は葵の御紋が一つの扉に5つも入った重厚なものでした。左の方のくぐり戸から内部へ。
辺りは人も少なく、とても静かでした。
写真は判り辛いですが正面左が家宣公、右が秀忠公のお墓。ご夫妻で眠っておられるようです。奥から手前に6つの塔が並びます。和宮様のお墓は、家茂公のお墓の隣に並んでいました。和宮様と家宣公のお墓だけ銅製で、他は石でできていました。理由はわかりません。
この様なところに入れるなんて、徳川の将軍がこの土の下に眠っているなんて、江戸という時代がそう遠い時代ではない様な気がしてしまいました。
この拝観券で、本来ならば宝物展も拝観できるのですが、何故か当日は14時半までできないとのこと。何故かしら…残念だったね。と本殿の方へ歩いて行くと数名のお坊さんが立ってらした。また暫く歩くと、黒いスーツの男性が何人か居て「ここから先は入らないでください。」と大殿に向かうのを止められました。
なんだろね…と話していると、奥の方から特別の袈裟を着たお坊さんが数名こちらに歩いて来る。あ、この黒いスーツを着た人たちはSPなんだ。誰か要人がいらしてるのかも…と間もなく、私たちの目の前に現れたのは、チャールズ皇太子でした!
えー!! うそー! こんなところでお目に掛かれるなんて。ビックリしました。イギリスの皇太子だったらもっとガチガチにガードしてもよさそうなのに、こんなに近くに居ていいのかしら。私たちが変な人だったらどうするの?と心配するくらいの距離でした。
さすがに英国紳士の雰囲気があり、時折笑顔を振り撒きながら、とてもフランクな感じの方でした。きっと前日の『即位の礼』を終えて、色々観光してらっしゃるのですね。
イギリスに行ったってそうそう会えない方に会えるなんて、なんてラッキー♪
宝物殿は見れなかったけど、また次回にします。
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