越前和紙の里の旅の後に、金沢まで脚を伸ばしてみよう!…という当初の予定でしたが、予定変更して前日に高速バスで金沢に入りました。
金沢の街は30年ほど前に仕事で来た事があるものの、近江市場をちょっと覗いただけで観光をしていません。折角北陸まで来ていて日本三名園の一つも見ないでは、もう行く機会がないような気がしてちゃんと観ておこうと思いました。
金沢の街を身軽に歩きたかったので、大きい荷物を駅のコインロッカーに預けて…さぁ出発!と思いきや、あーっ! 傘を荷物に入れたままだー! と気づきました。当日の天気は午前中雨予報でしたので、雨が上がるのを期待して妹の傘に入れてもらうことにしました。
まずは腹ごしらえに近江市場に。海鮮丼を食べるつもりでしたが、そんなに沢山は食べられなさそうだったので、好きなものを少しずつ握って頂きました。生ほたるイカがえらく美味しかったです。˖✧
近江市場を出ると雨は上がっていました。やったぁ!
しばらく歩いて、お堀脇の黒門口から金沢城公園に入ると緑の芝がパァーっと広がって、雨上がりのせいか靄のかかった山並みが向こうの方に見えて綺麗でした。こんな風景はどこにもあるのかもしれませんが、芝生の向こうに山がある風景は東京では見られないので、美しく感じてしまうのです。(中央に小さく見えるのは人。それくらい広い。)
右手にお城が見えてきて、池には可愛い蓮の花が咲き、そして「ヒーホ~」という鳥の声が、時代劇でお城が出てくると流れるBGMそのままに聞こえて気分を盛り上げてくれました。
このお城は何度も火災にあって焼失しているのですね。それで少しずつ復元しているとか…、時代の変化による石垣が並べられていて、現在のカッチリ削ってキチンと並べられた石垣に比べ、石の形をそのまま利用した武骨な昔の石垣が面白かったです。
三十間長屋の奥へ進むと緑の隙間から玉泉院丸庭園が見えてきました。
美しいお庭。。。と思っていたらひょっこり現れた タヌキ。
へぇー、タヌキが出るんだ! 人を怖がる訳でもなく普通に通り過ぎて行きましたよ。
ちょっとお城を離れて長町方面へ。…また雨が降ってきました。
武家屋敷通りを歩きました。土塀が統一感があって素敵です。二本差しの武士が向こうの角から現れそうな雰囲気。生憎の雨だけど、濡れた石畳が美しくて雨もいいなぁ~。
香林坊を抜けて、兼六園に向かいました。
まぁ、本当に美しいお庭ですね。どの角度から見ても絵になるのですね。ちょうど梅雨の時期で、木々の間の苔がとても綺麗でした。きちんと手入れされてゴミ一つ落ちてないのも素晴らしいなと思いました。
ちょっと小腹が空いて、数日前にTVで見た「焼きいなり」を求めて兼六屋へ。ところが園内の兼六亭と間違えてぐるぐる歩く。やっと焼きいなりの鳥ゴボウにありつけた! と思って一気に食べてしまい、写真を撮るのを忘れました。
だいぶ歩いて少し疲れてきたけど、折角なので東茶屋街へ行きました。昔この界隈は芸子さんたちが行き来していたんだろうな~、三味線の音が聞こえてきそうな雰囲気の街並みでした。
金沢の旅、美しい金沢を満喫できました ♪
*おまけの鯖江*
その日のうちに北陸本線で鯖江市に向い、越前の旅を楽しみました。
前回の記事の越前和紙の里めぐり、西山公園、お肉屋さんで売ってた『サバエドッグ』もいただきましたよ。
そして鯖江といえばメガネですね。壊れた眼鏡を修理してもらって、新たにパソコン専用の眼鏡を作りました。これでもう暫くPCでお仕事できるかな~。
家族へのおみやげはこれ
分厚い正方形の油揚げ・羽二重餅・越前市の地元グルメ『ボルガライス』と『ソースカツ丼』をもじった、なんちゃってお菓子です。あと…なんで富山?と思いますよね。ちょっと前に「秘密のケンミンショー」という番組で富山特集をやっていて、『ブラックらーめん』を見たばかりなので買ってみました。美味しかったです♪
三日間、とても充実した旅ができました。ありがとうございます。
またお仕事頑張ります!
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